(症状克服のためのチェックポイント)

「コミュ障」という言葉が最近、インターネット上で良く使われるようになってきましたが、これは「コミュニケーション障害」の略語であり、症状の具体的な内容を見ると、従来からある、対人恐怖症社会不安障害と同じものだと言って良いと思います。

しかし、最近の若い人たちの場合、明らかに対人恐怖症の症状を持っているにも関わらず、インターネット上の情報から自分のことを「コミュ障」だと自己診断していることが多いように思います。

インターネット上の「コミュ障」を扱ったサイトの中には具体的な症状例やチェック項目が載っていますが、これと自分の悩みを比較し判断しているのだと思います。

私も、こういうサイトを見てみましたが、対人恐怖症の症状そのものが「コミュ障」ということになっているように感じます。

また、「コミュ障」を取り上げているサイトの中にはアスペルガー症候群に近い症状だと解説してあるところもありますが、これも神経症から来ていることが多いものなのです。

つまり、今、アスペルガー症候群と言われている症状を見ると、「コミュ障」の場合と同じように、対人恐怖症の症状とダブっている部分が、ほとんどだと言って良いと思います。

アスペルガー症候群は元々、発達障害の一種であり、対人恐怖症とは全く異なるものなのですが、その診断基準が対人恐怖症の場合と重なる部分が多いために誤解してしまっている人が増えているように思います。

つまり、人付き合いが苦手で、他人の目が気になり、自然な会話が困難になってしまうという「コミュ障」の典型的な症状は対人恐怖症や社会不安障害と全く同じ同じ症状だと言って良いと思います。

また、対人緊張や対人不安、人前で赤くなってしまう赤面症、人前で異常に汗をかいてしまう多汗症、内向的な性格に対する劣等感、過度の人見知りといった症状も神経症の場合と重なります。

ですから、「コミュ障」の場合も、精神科や心療内科といった医療機関で診察してもらい、SSRIなどの薬を飲むだけでは根本的な解決にはならないと思います。

つまり、薬で表面的に対人不安や緊張を和らげたとしても、これはアルコールで感覚を麻痺させたのと一緒であり、一時的なものに過ぎないと言えるのです。

ですから、薬による治療だけに頼ってしまうと、一生、薬を飲み続けるしかないということになってしまうと思います。

ですから、MTカウンセリングを通して森田療法の考え方を身に付けるようにしていった方が良いのだと思います。

つまり、対人恐怖症や社会不安障害の場合と同様に森田療法の学習をしていく中で対人緊張や対人不安を「あるがまま」に受け止めることが出来るようになると、初めて根本的に解決してくるものなのです。


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<参考ページ>
1)あがり症の克服法
2)人間関係の悩み克服

※ なお、この症状についての、さらに詳しい克服方法については下記のHPをご覧ください。

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(森田療法、神経症専門)
MT心理カウンセリングルーム
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