概要

あがり症や対人恐怖症など、MTカウンセリングの適応症状である、神経症の症状を克服していく上でのチェックポイントを説明させていただきます。
なお、あがり症や対人恐怖症は最近は社会不安障害や社交不安症、社会恐怖と呼ばれることが多くなりましたが、いずれも同じ症状になりますので、ご注意下さい。
神経症の、それぞれの症状については下記以降のページで具体的に説明させて頂きます。
これらのページの内容を参考にして頂き、この上でMTカウンセリングを通して森田療法の学習をしていくことで神経症の症状を克服していくことが可能になります。

症状ごとのチェックポイント一覧

1.対人恐怖症(あがり症)関係の克服可能な症状
社会不安障害コミュ障、社交不安症、社会恐怖など)

・自分の大人しい性格に劣等感を持ってしまう(劣等感
・人前にいる時に顔が赤くなってしまう(赤面症
・人前にいる時に自分が出せない(人見知り
・人と会って話すのが辛い(対人不安
・人前で話す時などに緊張し構えてしまう(対人緊張)
・大勢の人前で発表したり話したりする時にあがってしまう(あがり症)
・人と長い時間一緒にいると疲れる
・人と会った後、変に思われたように感じ、落ち込んでしまう
・周りの人の思惑などが気になる
・人中で手が振るえてしまう(本態性振戦(手の振るえ))
・人前でコップやビンを持つ手が震えてしまう(震え恐怖)
・人前でドキドキしたりし動悸がする
・自分の考えに自信が持てず他人に頼ってしまう(依存心が強い)
・自分に自信が持てず劣等感を感じる
・人の話の輪に入れない
・人と話す時などに緊張してしまいほほが引きつったり、ぴくぴく動いて自然に笑えない(笑顔恐怖)
・顔が引きつったり、自分の表情が人から変に思われているように感じ気になる  (表情恐怖、醜形恐怖症)
・人前で何かする時に緊張し汗が異常に出る(多汗症
・人と話したりして緊張した時、手汗が多量に出てしまう(手掌多汗症)
・恥ずかしくて人の目をまともに見て話せない(正視恐怖)
・人の視線が気になり、ぎこちなくなってしまう(視線恐怖)
・自分の視線がきつく、人から変に思われているように感じる  (自己視線恐怖症)
・見てはいけないと思う所に目が行ってしまう(脇見恐怖症)
・人が信じられず怖い
・会話の途中でどもったり、言葉に詰まる(吃音恐怖)
・会話が長く続かず沈黙してしまう(雑談恐怖)
・おならをしてしまい、くさい臭いのために人に嫌がられていると感じる  (おなら恐怖症)
・身体の臭い(汗や口臭)のために、人に嫌がられていると感じる  (自己臭恐怖、体臭恐怖症)
・腋の汗や臭いがきつく人から嫌がられていると気になる(ワキガ)
・唾液を飲み込む音が人に伝わり、嫌がられていると感じる  (唾恐怖)
・周りに人がいると人目が気になり電話出来ない(電話恐怖症)
・接待で、お茶やコーヒーを出す時などに手が震えてしまう  (接待恐怖症)
・朝礼や会議など、大勢の人前で発表する時に緊張してしまう  (スピーチ恐怖症)
・人前で会話する時に無口になってしまう。(口下手(話し下手))
など

2.強迫神経症(強迫性障害)(OCDも含む)関係の克服可能な症状

・同じ回数、手を洗うなど、決まった行動パターンを取らないと落ち着かない(縁起恐怖)
・仕事や将来のことに対する不安や恐怖が強い(予期恐怖
・雑念や雑音が気になり勉強などに集中できない(雑念恐怖)
・人の物を盗んだ犯人だと疑われるのではないかと心配になる  (嫌疑恐怖)
・吊橋や高層ビルなど高い所に上れない(高所恐怖症)
・刃物や棒などを見ると自分が人を傷つけてしまうのではないかと不安になる(加害恐怖)
・針やハサミなど先の尖った物を見ると人を刺してしまうのではないかと恐くなり近づけない  (先端恐怖症)
・何度、手を洗っても汚れが取れないように感じ、気が済まない(潔癖症)
・地震が起こり家が倒れるのではないかと感じ不安になってしまう  (地震恐怖)
・自分が鬱病や統合失調症などの精神病になったのではないかと不安になる  (精神病恐怖)
・自分がガンになったり、エイズに感染したのではないかと不安になる  (ガン恐怖症、エイズ恐怖)
・何か命に関わるような病気ではないかと心配になってしまう  (疾病恐怖症、心気症)
・ガスの元栓や戸締まりなどを出掛ける前に何回も見直してしまう  (不完全恐怖)

3.不安神経症パニック障害、パニック症)関係の克服可能な症状

・飛行機や電車、自動車などに乗るのが不安である  (乗物恐怖)
・動悸や息苦しさのために特急などの停車する間隔の長い電車に乗るのが不安である  (電車恐怖症)
・突然の過呼吸や、息切れ、息苦しさのために死の不安を感じる  (過換気症候群)
・家人が外出し、一人になると不安になる(留守番恐怖)
・吐き気などのために人と一緒に外で食事が出来ない  (外食恐怖、会食恐怖)
・突然、心臓がドキドキ、バクバクし、心臓麻痺で死ぬのではないかと感じ、医者を呼んだり救急車を呼んだり大騒ぎをする。
そして、病院で何回も心電図を取り、異常なしと言われても、まだ安心できない  (心臓神経症
・出掛けている時に倒れたりしたらと不安で家族など親しい人と一緒でないと外出出来ない  (外出恐怖)
・エレベーターや観覧車など密閉された所に入ると息苦しくなる  (閉所恐怖症)
・心臓の痛みや違和感が不安になる。など

4.自律神経失調症(普通神経症)関係の克服可能な症状

・発表会や会議、旅行などのイベントの前日に落ち着かず、下痢をしたり、お腹が張ったり、胃の調子が悪くなる(過敏性腸症候群)
・夜、今夜は眠れるかどうかと不安になる(不眠症
・体調の悪さのため鎮痛剤や安定剤などの薬に頼ってしまう(薬物依存)
・慢性的な肩の痛みや肩こり(肩こり(慢性))
・慢性的な頭痛や頭重、モヤモヤ感(頭痛(慢性))
・脱力感や倦怠感、だるさのために、少し動くとすぐ疲れてしまう  (慢性疲労症候群、CFS)
・自己嫌悪に陥りやすい
・何度行っても、またすぐにトイレに行きたくなる(トイレ恐怖)
・不安や緊張、心配により下痢になる(下痢)
・目が疲れたり、めまいや立ちくらみ、耳鳴りがする(めまい)
・食べると吐き気がするため食事を避けてしまう(吐き気恐怖)
・胃がもたれたり、張ったり、腹が鳴ることが気になる(胃腸神経症)
・体の色々な部分が人より劣っていると感じ悩む(劣等感)
・常に身体の不調を感じる病院通いを繰り返す(自律神経失調症)。など 

5.うつ病状態(抑うつ神経症)関係の克服可能な症状

最近、新聞やテレビなどのマスコミで鬱病が増えているとの情報がありますが、病院で鬱病とか新型うつと診断された人の中には、純粋な鬱病ではなく神経症(不安障害)の一種である、抑うつ神経症の人が、かなりの割合で含まれていると思われます。

つまり、
・何事に対しても、やる気が起きない(意欲減退)。
・将来の生活や自分の状態に対して不安を感じる(予期不安)。
・不眠や抑うつ感、慢性的な頭痛、手足のしびれ、倦怠感など、
うつ病と共通する症状を持ち、

かつ、下記に示したような神経質性格の特徴を持っている場合は純粋な鬱病ではなく、神経症の一種である抑うつ神経症であると考えて良いと思います。

<神経質性格の主な特徴>
1.心配性で悲観的、劣等感を持ちやすい傾向がある。
2.執着性が強く物事にこだわりやすい、一つのことが気になると他のことに目が行かない傾向が強い。
3.自己内省性が強く自分を責めやすい。
4.内向的で優柔不断の傾向が強い。
5.強い欲求を持ち負けず嫌いな傾向がある。
6.理想を頭に描きやすい傾向がある。

6.追加事項

5の抑うつ神経症と同様に、最近、神経症(不安障害)にも関わらず間違われやすい、発達障害(アスペルガー症候群)という精神障害がありますので、追加させて頂きます。


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(なお、あがり症など神経症の症状の詳細については、下記のMT心理カウンセリングルームのHPをご覧ください。)

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(森田療法、神経症専門)
MT心理カウンセリングルーム
http://www.mtsinri.com/
E-mail : mtc001@nifty.com

最終更新日:2016/03/27

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